【12月議会 一般質問者の声】松本英彦議員

 平成29年12月市議会定例会のトップで「中核市への移行について」「川口市立高等学校について」そして「川口駅前におけるまちづくりについて」等を質問いたしました。その概要を報告します。
______________________________________________

1、中核市への移行について

(1)食品衛生監視指導及び感染症対応の強化について
【奥ノ木市長答弁】
 県北と県南における食中毒や感染症等が発生した際には市保健所が原因究明や蔓延防止のための調査や検査を迅速に実施し、営業停止処分や入院勧告を出すことになる。このような事態に適切な対応を図るため専門家によるアドバイザーチームの設置が必要と考えており、現在平時からチームを編成して有事に市保健所や飲食店・医療機関に対して専門的な指導助言を行う体制を図るため検討を行っている。

(2)特定不妊治療費助成制度について
【奥ノ木市長答弁】
 妊娠を望まれるご夫婦の経済的負担を減らし、早期に不妊治療を受けていただけるよう県の保健所と県により実施している特定不妊治療費補助事業を中核市以降にあわせ確実に引き継いで実施するとともに、加えて早期不妊治療費助成制度の実施、さらには本市独自の上乗せ助成制度の創設を予定しており1回あたり3万円程度とし、40歳未満の方の場合は最大18万円程とする方向で平成30年度当初予算に盛り込んで参りたいと考えている。

2、川口市立高等学校について

(1)フィンドレー市と協定を結ぶに至った経緯について
【奥ノ木市長答弁】
 これまでの経緯としては、埼玉県とオハイオ州が姉妹友好県州提携の関係にあったこと、フィンドレー大学の准教授が埼玉県庁並びに本市を訪問し、留学先の候補として紹介いただきました。また、本市教育長がフィンドレー市を訪問しその際も治安等の安全面や、留学生への支援体制もしっかりしており、留学先としてふさわしい環境であるとの報告を受けていることから、更なる交流の推進と教育に関する協定を結ぶことにより、本市から世界で活躍するグローバル人材の育成に取り組む考えである。

(2)長期留学生派遣の具体的な計画について
【教育長答弁】
 平成31年度の2年生より2名程度を派遣する計画で、留学期間は平成31年8月より翌年5月までの10ヶ月間を考えている。また、経済面や安全面における支援体制の準備を進めたい。

3、フィンドレー市の交流について
【奥ノ木市長答弁】
 本市とフィンドレー市においてはすでに教育分野での交流は盛んに行われており、来年度は私もフィンドレー市を訪れ教育分野の他にどのような提携がふさわしいか考慮し、友好都市としての提携も視野に入れ検討を進めている。

4、川口駅前におけるまちづくりについて

(1)UR川口幸町住宅跡地の利活用について
 ア 幸町小学校校庭の拡張について
【教育長答弁】
 UR川口幸町住宅跡地についてはUR都市機構が施設を除却した後、市有地の借用期間が満了する平成32年9月までに返還される予定であり、当該跡地は幸町小学校に隣接しており、教育環境の向上を図るため校庭の拡張用地として活用して参りたい。

 イ 浸水対策について
【下水道部長答弁】
 幸栄地区の浸水対策としては、並木元町雨水調整池のほかに市役所前通りの周辺にも雨水貯留施設が必要であり、UR幸町住宅跡地の地下を有効に活用し雨水貯留施設の設置計画を進めて参りたい。

(2)UR川口栄町住宅跡地の利活用について
【奥ノ木市長答弁】
 UR川口栄町住宅跡地については、UR川口幸町住宅と同様に平成32年9月までに施設を除却した後に市に返還される予定であり、当該跡地は川口駅に近い貴重な市の財産であることから、更なる選ばれるまちの実現に向け地域の特性を生かした賑わいのある創出を念頭に、地元の方のご意見も伺いながら利活用を検討して参る所存である。 

(3)八間通りの対面交通化について
【市民生活部長答弁】
 八間通りの中央道路交差点からオートレース通り交差点までの区間の一方通行解除についてはこれまで所轄の警察署等と協議を行ってきた結果、利便性の向上及び道路交通の円滑化を図るため一方通行規制が解除される見通しがついたもので規制解除は平成30年3月中旬の見込みである。以上
 

リンク集

  • 令和4年度 自民党要望の回答
  • 自民党
  • しんどう義孝
  • 自由民主党 埼玉県支部連合会
  • 自由民主党 川口支部
  • 川口の未来づくりVol4
  • マニフェスト大賞
  •  第5回マニフェスト大賞グランプリ・地方議会部門で、自由民主党川口市議会議員団政策集(マニフェスト)”市民(あなた)への約束”が、大賞を受賞しました。